アポクリン汗は遺伝的な性質によって生じる、わきがは遺伝する

アポクリン汗は遺伝的な性質によって生じる、わきがは遺伝する

わきがという症状に関しては多くの人が間違った知識を持っている傾向にあり、その傾向に従ってわきが治療を進めている人もいますので本当に気を付けなくてはいけません。

 

そもそも、わきがという症状は後天的な日常生活の乱れや崩壊によって生じる症状ではなく、生まれたときの遺伝的な体質によって発症するかどうかが分かっている症状です。これは医学的な見地からも認められている事実なので、わきが治療にとって重要になるのは悪臭を生じさせる遺伝子をその人が持っているのかそうでないのかの一点になります。仮に、遺伝子を持っていた人は悪臭を放たないように腺を治療して臭いそのものを小さくするように努力しなくてはいけません。

 

腋臭は、わきから生じる汗の成分によって悪臭を四散させることになります。この汗の成分に含まれている物質が雑菌などと反応することによってより強力な臭いとなって周囲に不快な気持ちをさせることになります。

 

そして、この汗の成分というのは一般的な汗とは違う成分が含まれていることから、アポクリン汗と呼ばれており、多汗症患者にこの汗が出やすいのも特徴になっています。遺伝的な性質によってこの汗が生じてしまうのは、こうした汗の成分は優性遺伝によって決定されるからにほかなりません。アポクリン汗が生じる幹線や成分は、両親が持っている要素によって決まるのであって、そのほかにものに影響されることはありません。

 

仮に、両親がともに腋臭の因子を持っていた場合には子供に対しても9割以上の確率でその因子が引き継がれることになります。もちろん、引き継がれた因子によってすべての人が腋臭を発症させるわけではありませんが、そうなってしまう可能性は高くなるということを知っておかなくてはいけません。

 

日本人全体の数でみると腋臭そのものを発症させている人はそれほど多くはありません。これは、日本人の因子の中に腋臭に関する因子が全体数として少ないからにほかなりません。一方で、欧米などの人たちは全体数の約7割から9割の人が腋臭の因子を持っていることもわかっています。こうした事実がありますので、因子を持っていれば後天的な生活改善だけでは悪臭を抑えることは非常に難しいのです。

 

わきが治療で一般化されているのは汗腺を手術する方法ですが、これを実践すると臭いをできる限り小さくして不快な状態にせずに済むようになります。手術痕も時間がたてば小さくすることができるので、医師に詳しく相談してから判断することが大切です。